牛の角(黒水牛・オランダ水牛)印材誕生までの工程。
今回はシリーズでお伝えして参りました印材誕生までの工程についてまとめてみたいと存じます。
工程① 寸 切 - 素材を規定の寸法に寸切。
工程② は つ り - 寸切した素材を四角に裁断。
工程③ 柄 摺 - 規定の太さに丸めます。
工程④ 成 形 - 印面・頭・天丸(銀行印)加工。
工程⑤ 研磨(荒バフ)- 外径を規定の寸法に仕上げる。
工程⑥ 研磨(仕上バフ)- ツヤを出して仕上げる。
立派な印材の誕生です!!
■牛の角-白(オランダ水牛)主な原産地・・・オーストラリア
白っぽい飴色をした美しい印材です。
黄色、鼠色、白色の物など産地によってその色合いが微妙に異なり表情豊かな素材です。
現在、輸入量が激減しており、黒や茶の混ざり気のない純白の印材は特に希少価値があります。
素材に透明感があり、美的で彫刻もしやすい品質で女性にオススメです。
当店では芯持が標準材となります。
■牛の角-黒(黒水牛)主な原産地・・・タイ、インド
漆黒で深みのある印材です。
粘りがあり※、お客様から「枠が欠けた」とのお申し出の無い、印材に最適な素材です。
※骨と爪のよいところを持ち合わせたような材質で、硬くて、撓む=粘りがあると表現されます。
当店では芯持が標準材となります。
牛の角は白も黒もそれぞれ表情豊かで、1本1本の顔が異なりますため、自分好みの角に
巡り逢えたらそれはとっても幸せな事でございます。
当店では1本づつ面接を行い、更に厳選された印材を採用いたしております。
表情の良い印材を御覧いただければ嬉しく存じます。お気軽にお越しくださいませ。
次回からは、印材について~象牙編~を書いてみたいと存じます。
今後ともアートマンはんわを何卒よろしくお願いいたします。
平野 太治
はんこ、実印、ゴム印のことなら岐阜のアートマンはんわまで!
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