象牙の印材ができるまで。~象牙寸切編~
厳正に審査、登録申請された象牙を使用用途に応じてサイズを決定し、カットしていきます。
希少で高価な材料のため、慎重に作業を進めています。
切り始めは「キィィーーン(金属を切るときのよう)」と高音を発しながら刃が入っていきます。
虫歯を削ったときのような独特な焦げ臭さが少し鼻につきました。
三分の一程、刃が進んでいくと音域が下がり徐々に安定して、断裁機の性能も手伝って
スムーズに切断できました。
また、バリや切り終わりの裂けがなく、断面がきれいで、材料の質感や硬さも体感できました。
(つづく)
次回は、象牙の印材ができるまで~判押し編~を書いてみたいと存じます。
今後ともアートマンはんわを何卒よろしくお願いいたします。
平野 太治
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